雪が降るときやスキー場などの寒い場所では、駐車している車がワイパーを立てているのを見たことがありますよね。
夏でもワイパーを立てている車も見かけます。
なんとなく当たり前だと思っていたけれど、実際にはワイパーを立てる意味ってなんだろうと不思議に思いませんか?
今回は、車のワイパーを立てる理由をまとめています!
車のワイパーを立てる5つの理由
ワイパーを立てるって意味あるの?って思ったことありませんか?
私はかなりズボラなので常に思っていました。
では早速、ワイパーを立てる5つの理由です!
ワイパーの張り付き防止
1つ目は一般的に知られている理由です。
雪の日はワイパーを下ろしたままだと、フロントガラスにワイパーが氷で貼りついてしまいますよね。
特に、雨が降った後に雪が降ったり気温が急激に下がった時などは凍りやすいので要注意です!
貼りついたままワイパーを動かすと…
ワイパーゴムがちぎれてフロントガラスに痕がついてしまう事が…!
ちなみに、フロントガラスの修理費用の目安ですが
修理だと1万円~2万円
ガラス交換だと5万円~10万円
ガラス交換するとなると、相当キズが入っていますね。
そもそも、フロントガラスに痕がつくと運転中に気になって危険ですね…!
ワイパーアームの変形防止
2つ目の理由はアームの変形防止です。
大雪が降る地域に多いようですが、雪の重みでワイパーアームが変形することあります。
変形も色々ありますが…
特に、屋根からの雪がフロントガラスに流れ落ちてくる時にが一番怖いですよ!
流れてきた雪の重みでワイパーがボンネットまで動いて、車体にキズが入ったという事例もあります。
車種にもよりますが、雪の重みは想像以上に重たいものです。
ちなみに、ワイパーアームの交換費用ですが
1本あたり、約2000円~4000円
フロント2本とリア1本あるのですべて交換となると、かなりの出費ですね…!
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雪かきをしやすくするため
3つ目の理由は、雪かきをスムーズにするためです。
ワイパーを立てておくことで、ワイパーを壊さず雪かきが可能ですね!
雪かき用のブラシに引っかかって、ワイパーアームを壊してしまった人が多いそうですよ。
雪の厚みでワイパーが隠れてしまうので気を付けたいですね。
ワイパーを立てて車の位置を把握
4つ目の理由は車の位置を見失わないためです。
東北地方などの豪雪地帯がメインになりますが、雪に埋まってしまった愛車を特定するために立てているようです。
ワイパーも車種によって違うので見分けがつく人はつくのかもしれませんね!
車好きでないと難しいとは思いますが…^^;
夏場はワイパーゴムが溶けるのを防ぐため
5つ目の理由は、ワイパーゴムが溶けてフロントガラスにくっついてしまうのを防ぐためです。
真夏の日差しで高温になったフロントガラスに、ワイパーのゴムがくっついてしまいます。
夏場のワイパーくっつき事件は、個人的に体験済みです…
フロントガラスに、くっきりと線がつくんです。
ゴムなのでこすればとれるのですが、ワイパー交換しなければなりませんでした。
少しでもケチりたいので、ワイパー交換工賃をケチって自分でワイパー交換をしました!
手先が不器用な私は、交換するのにめちゃくちゃ時間がかかりました…
300円の工賃を払って、ワイパー交換をお願いすれば良かったなと後悔…
プロはやっぱり、プロですね!
なにより、ケチるところを間違えました!
ワイパーを立てる効果と重要性は?
・ワイパーゴムが再凍結で凍り付いて動かなくなるのを防止
・ワイパーゴムが凍りついたり熱での劣化防止
・雪の重みによるワイパーアームの破損を防止
・雪かきをスムーズにするため
ワイパーを立てるだけで、車の破損・故障を防げますね!
車をもっているだけで維持費が必要なのに、故障していらぬ出費を重ねるのは避けたいですね。
まとめ
ワイパーを立てる理由は、雪の有無にかかわらず意味があるものだと分かりました。
冬は雪が降る日と急激に冷え込む日は、ワイパーを立てておくようにすると良いですね!
夏場も直射日光があたる場所に車を駐車する場合は、ワイパーを立てておく方が無難です。
ワイパーを立てるだけで、車のトラブル防止にるので覚えておいて損はないですね!